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2009年8月

2009/08/27

あ~あ 悲しいね~ 悲しいね~

コネタマ参加中: あなたが好きな“名探偵”は誰ですか?

世界で一番有名な探偵は恐らくシャーロックホームズなんだろうと思います。その後の「名探偵」は、全て彼を意識していると言っていいですから。でも、「好きか?」と聞かれるとちょっと違うかなと。一応、全作品を日本語で読みはしましたが、シャーロキアンではないですから。

私としては、地味で品行方正なソーンダイク博士の方が性に合っていますね。刑事コロンボでもおなじみの倒叙物(最初に犯行シーンがあって、読者は犯人を知っている中で、探偵が犯人を追い詰めて行くスタイル)は、科学者探偵ソーンダイク博士の為に考え出されたとされたものです。指紋偽造の可能性を指摘したり、警察犬利用法の欠陥を指摘したりと、作者オスティン・フリーマンの科学者としての懐疑精神は尊敬に値しますし、「落ちぶれた紳士のロマンス」という短編では、人間性が良く出ていると思います。

邦訳されている作品は少なかったと思いますが、創元推理文庫の「シャーロックホームズのライバル」シリーズで短編集が2つ出ています。

ソーンダイク博士の事件簿 (1) (創元推理文庫)

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株式持ち合い、信託で解消

26日日経新聞「株式持ち合い、信託で解消 住友信託銀行が新型」から。

株式の持ち合い解消を促す取り組みが官民で広がってきた。住友信託銀行は企業が持ち合い株を手放しやすいように工夫した新商品を開発。持ち合い先の議決権を実質的に持ち続けながら、株式を売却できる信託商品で、30社強が活用を検討している。政府も今年に入って持ち合い株の買い取り再開に乗り出した。経済効果が見えにくく、株価下落に伴う評価損の計上リスクなどもある持ち合いの是正を後押しする。

持合株式については、IFRS導入もアゲンストに働きそうな気配ですから、解消に向けた取り組みが出てもおかしくはありません。しかし、一度は解消方向に向かった日本企業の持合が、その後復活したのを見るにつけ、本格的な解消は難しいのではないかと思ったりも致します。ある会社の総務ご担当者が以前、「阿吽の呼吸だからね」と仰っていたのを思い出します。

住友信託の商品は保有株を同行が管理する信託勘定に譲渡するものの、信託期間中(1~5年を想定)は企業が議決権の行使を同行に指図できるようにして、議決権を事実上残す仕組み。同行の提携先であるドイツ証券が企業に株式の譲渡代金を支払い、信託期間の終了とともに同証券がこれらの株式を取得する。信託期間中に株式が市場で流通することはない。

この仕組みだと、ドイツ証券は信託期間中の価格変動リスクをどうやってリスクヘッジするのでしょう。信託勘定に譲渡する価格は当然時価未満でしょうが、時価相当額での売りオプションを購入(期待される配当額の現在価値まではオプション料に充当できるかと)しようにも、期間が長いと受け手がいる様には思えません。

信託受益権をリパッケージして販売したりするのでしょうが、どうやってワークする仕組みを考えたんでしょうね。

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2009/08/24

ロバートブラウン角瓶

サントリーとキリンの経営統合スキームでもう1つ検討しておくべきものがありました。

それは、

  1. キリンが寿不動産の株式を全株式取得して100%子会社化
  2. 寿不動産が公開買付等によりサントリーホールディングスを100%子会社化
  3. グループ内再編により、キリンホールディングス傘下各社とサントリーホールディングス傘下各社を並列化

というものです。この方式で経営統合したのは、プロミスと三洋信販です。この方式の特徴は、寿不動産もしくはサントリーホールディングス株式を保有している鳥井家の方々にはキャッシュがいき、キリンホールディングスの株式を保有することはない為に、鳥井家の新会社への影響力が、少なくとも持株比率という点ではなくなることです。プロミスと三洋信販の事例では、三洋信販は子会社として存続はしていますが、役員にも創業家は見当たらない位に徹底しています。

キリン側から見ると、(7000~1兆ともいわれる)現金の流出は財務的にかなり痛いですが、三菱UFJFG一丸となれば調達できない金額ではありませんし、持株比率で鳥井家の影響力は残らず、フリーハンドで臨めるというメリットがあります。

一方で、サントリー側から見ると、「キリンに買収される」というイメージになることは否めませんし、鳥井家は将来の統合グループの株価上昇の果実を放棄することになります。ただし、すぐに現生が入っていくるということにメリットを感じる方々がいらっしゃってもおかしくはありません。

どんな形で決着が付くにせよ、面白い事例です。

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2009/08/14

伊右衛門生茶

夏休みに入って、キリンとサントリーの経営統合に関するいくつかの記事を読む機会がありました。ビジネス面でのメリットや同業他社へのインパクトに加えて、サントリーのオーナーファミリーの資産管理会社であり、筆頭株主でもある寿不動産の存在も取り上げられています。ただし、経営統合後に株式を売却すれば莫大な売却益が入るという話にとどまっています。前の記事には売却益の話を入れていませんでしたので、補足も含めて再論。

今回の経営統合の、最も単純なスキームは、サントリーホールディングスとキリンホールディングスの合併です。各種の記事ではこれが税制適格合併になるかを検討しています。上場企業同士であれば、「共同事業要件」さえ充足すればよく、同業同士の合併の場合はまず問題になりません。今回、サントリーが非上場会社ですので、もう1つの要件である「株式の継続保有要件」にも目を配る必要がありますが、サントリーそのものは50名超の株主がいますので、この要件の適用はありません。合併の結果、現サントリーの大株主である寿不動産は、合併会社の株式(上場株式)を取得しますが、税法上の継続保有要件が求められないので、売却可能ということです。

しかしながら、寿不動産のサントリー株式の取得価額と合併後の上場株式の株価には大きな差があります。「鳥井家に売却益が転がり込む」といわれる所以です。しかし、売却するのは寿不動産という法人です。法人の場合、売却益は全て益金ですから、実効税率40%の法人税の計算上の課税所得になります。総合課税ですから、損益をトータルして税金がかかるとはいえ、何十億円単位になると、カバーできる損金を計上することは困難です。そして、鳥井ファミリー個人にお金を戻すには、配当金という形になります。そうすると、配当控除を勘案しても最高税率44%弱という総合課税です。話を簡単にすると、10億円売ってほぼ同額の売却益があったとしても、法人税4億差し引き後の6億円しか配当できず、6億円の配当所得があっても、手取りは3億円強、つまり売却益の約3分の1、という話になります。他に方法はないの?となりますね、普通。

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2009/08/12

なんてったって...

コネタマ参加中: あなたにとっての“アイドル”は誰?

前にどこかの記事でも書いていますが、この方です。

中学生の時にたまたま聞いていたラジオのCMで「シオン」の1節が流れてきて以来、ずっと大好きです。アーティストとしての表現力は飛びぬけているとは思っていませんが、そこが逆にとても身近に感じられて、愛くるしいルックス(その割には豪快な性格)と音羽ゆりかご会で鍛えられた発声とあいまって、離れられません。今はメジャーレーベルには所属しておられませんが、活動を続けておられる限り、アルバムは購入するつもりです。

ライブもいつかはまた行きたいなぁ,,,。

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