イー・アクセスとアッカ
NikkeiBP 【詳報】イー・アクセスによる子会社化、「わだかまりはない」とアッカ社長:ITpro.から。
ADSL事業者のイー・アクセスは2008年7月31日、同じくADSL事業者のアッカ・ネットワークスを子会社化することで合意した。これにより、ソフトバンクBBに次ぐシェア22%を持つADSL事業者が誕生した。同日16時30分から都内で開催された記者会見では、終始友好ムードを強調。両社がこれまで繰り広げてきた、経営の主導権争いのイメージ払拭に躍起になる姿勢が見え隠れした。
なんか唐突に思えますが、ADSL市場が縮小し続けていることだけは間違いないだけに、業界再編が起きてもおかしくはないとは思います。どこまでメリットがあるのかは判りませんが。
最後にちらっと書いてあるこちらの方が気になります。
なお、アッカの第2位の株主だったNTTコミュニケーションズは、保有するアッカ株式すべてを米ファンドのイグナイト・アソシエイツに譲渡すると発表した。この株式の移動により、イグナイトは約14%のアッカ株を保有することになる。
イーアクセス傘下で企業価値が上昇してから売却しても良いと思うのですが、イーアクセスにわだかまりがあるのは、NTTComだったという解釈もあり得ますよね。これだけを見ると。
事業的な話でも、アッカはNTTコミュニケーションズが運営するOCN向けのホールセールが主力事業だった筈ですから、そことの関係が切れて大丈夫か?、という疑問が出ますよね。これでNTTComはNTT東西のフレッツサービスをプッシュする方向転換だってありってことですよね。
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