« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月

2008/06/30

法律事務所の後継者難

28日付日経新聞「青色LED訴訟の升永弁護士、事務所解散 大手に移籍」から。

青色発光ダイオード(LED)訴訟などの巨額裁判を担当したことで知られる升永英俊弁護士(65)が今月末に事務所を解散し、7月1日付で所属弁護士らと大手のTMI総合法律事務所(東京・港)に移籍する。企業法務分野の中小事務所の苦境を象徴する事例といえそうだ。 升永弁護士が率いる東京永和法律事務所(東京・港)は1991年設立。特許や税務の訴訟を得意としている。最近、後継者難に直面し、TMI総合に合流を打診していた。弁護士5人、弁理士4人、スタッフ4人のほぼ全員が移籍する。

私は、10年以上前に升永先生のお話をお伺いする機会がありましたが、ビジネスというものについての先生のお考えは、私等のような若造の銀行員よりも企業経営の実態を見据えておられ、圧倒されたことが記憶に残っております。東京永和法律事務所の先生方にもそのお考えは浸透していたように思い起こされます。

引用した記事には「後継者難」という文字があります。後継者難でM&Aというのは、中堅企業では有力な選択肢として認識されています。法律事務所というのは、一部大手を除くと、所長先生の「個性」で運営されているような印象がありますので、所長先生がご勇退モードに入った段階で、所属の弁護士先生方が、移籍または独立されるのって当たり前かと思っていたのですが、何か勘違いしているのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

進取の精神 学の独立

29日付日経新聞知っている歴史上の人物、大隈重信35%未満 小6学力テストから。

文部科学省は27日、小学6年生と中学3年生約1万6000人を対象に2007年1―2月に実施した学力テスト「特定の課題に関する調査(社会)」の結果を公表した。小6で都道府県の位置を尋ねた問題は福井県や徳島県の正答率が低い傾向が判明。歴史上の人物と業績を組み合わせる問題では、福沢諭吉や野口英世の正答率が高く、大隈重信や大久保利通らは低かった。

私も学校の日本史の授業で幕末以降について勉強した記憶はございません。指導要領がいけないのか、先生がいけないのか、生徒の理解力が足りなかったからなのかはわかりませんが、これではいけない気がします。明治・大正・昭和の功罪を議論する余地を作るのって大事だと思うのですが。

福沢さんと野口さんはお札に肖像が使われていますから有利だったと思いますので、いっそ大隈さんや大久保さんや西郷さんもお札になって頂くと違うのかもしれませんが、「政治家は使いたくない」という財務省の意向があると聞いていますので、それも望めません。そもそも本質的な話ではありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タッチの差?

28日付日経新聞 「日本ハウズ、買収防衛策不発動の株主提案を否決」から。

日本ハウズイングは27日、株主総会を開き、原弘産が株主提案していた日本ハウズに対する買収防衛策の不発動を否決した。原弘産に対する賛同票は45.18%で、可決に必要な過半数に届かなかった。原弘産は創業家やマンション管理業のランドマーク(広島市)など大口株主の支持を得たが、個人株主や金融機関の賛同を集められなかったもようだ。原弘産は7月上旬に予定していたTOB(株式公開買い付け)を断念する方針だ。  原弘産が同時に株主提案していた同社の原将昭社長ら社外取締役2人の選任議案も否決された。 ただ日本ハウズが会社提案していた防衛策の規定を新設する定款変更案は原弘産など大口株主が反対し、3分の2以上の賛同を集められず、否決された。

総議決権ベースで41%程度を抑えていた筈ですから、行使された議決権が90%を超えたということになりますね。東証2部クラスで、(本当の意味での)流動性の低い銘柄の場合、そういうことってあるんですね。原弘産の原社長さんの思いも恐らく同じだったと思います。裁判所の選んだ監査役を入れての票読みですから、これ以上の抵抗はあり得ないということでしょう。

業種的に、今は厳しい経営環境にある訳ですが、どちらの会社も「茨の道」を歩んで行くんでしょうね。だからといって、悲観してばかりでは企業経営はできませんので、両社経営陣の健闘を祈ります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/06/25

なくなっちまうんですね...

nikkei.net 「J・フロント、横浜松坂屋閉鎖を発表 跡地は複合商業施設に」から。

J・フロントリテイリングは24日、横浜市の横浜松坂屋を10月26日付で閉鎖すると発表した。同業他社との競合が激化したことや建物の老朽化が進んでいることから、百貨店としての営業継続は困難と判断した。閉鎖後は建物を解体し、複合商業施設を建設する。

最近ではゆずで有名にはなりましたが、業績には貢献しなかったようで、ついに閉鎖ですか。私の最初の勤務が伊勢佐木町にある支店でして、横浜松坂屋さん(そういえば当時は上場していましたが、松坂屋さんが完全子会社化して上場廃止になっていたんですね)には何度も重い袋を持って集配金にお邪魔致しましたので、感慨深いです。

確か、建物は関東大震災に耐えた部分があって、横浜市の歴史的建造物か何かに指定されていたと思うのですが、それでも取り壊せるものなんですね(市からの援助とかなかったんですかね?)。今や横浜駅地区やみなとみらい地区に比べて集客力に見劣りのする伊勢佐木町(丸井の跡地にできたカレー博物館ってまだあったんでしたっけ?)に複合商業施設を作って、どれ位の収益が見込めるかは判りませんが、今の建物の雰囲気を残したビルとして頂きたいなぁと勝手にエールを送らせていただきます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/24

CBでDESですか

24日付日経新聞「モック、山田社長が増資引き受け」から。

婚式場を運営するモックは23日、山田信房社長を引受先とする、第三者割当増資を実施すると発表した。山田社長が保有する5億円分の新株予約権付社債(転換社債=CB、モックが過去に発行したもの)を現物出資する。増資後に山田社長は発行済み株式の65.2%を保有する筆頭株主になる。新たに発行する株式数は5万5126株で、発行済み株式数(3万3426株)を超える。新株の発行価格は1株当たり9070円。

「行使価額(137,397円)と時価(6月20日終値7700円)に思いっきり差があるから行使はできないけど、直近の株価より高い価格での新株発行だし勘弁してください」という趣旨なのでしょうか。ということは、もう株価は行使価格から大きくは上がらないという社長様からのメッセージととられることはないのでしょうか。

プレスリリースからは、上場廃止基準に抵触している状況からの脱却の為の1ステップであるとも読めますね。新株予約権の行使が「スジ」ではないかなと思いつつ、今後の展開も含めて、備忘録的にメモです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/06/17

箱根へ。メトロから。

先日、初めてロマンスカーメトロはこねに乗って箱根へ行ってまいりました。目的は温泉ですが、11時30分過ぎに箱根湯本駅に到着してしまうので、登山鉄道に乗り継いで彫刻の森美術館に立ち寄ってからホテルに向かうというスケジュールです。

いや、いいですね。メトロはこね。山手線の東側の住人にとっては、新宿まで足を伸ばさないで大手町や霞ヶ関からロマンスカーに乗れるというのは、すごいメリットです。渋滞も関係なし。朝ごはんを車内で食べる感覚になりますが、箱根での時間の使い方の目処がたっていれば、それもまた良しです。

我が家が時間稼ぎに立ち寄った彫刻の森美術館ですが、意外に子供が楽しめたりする場所があるんですね。ネットの城やシャボン玉の城に、うちの娘(幼稚園年少)はこわごわながらも一生懸命遊んでいました。私もやりたかったですが、精神年齢は考慮して頂けないようで(笑)、自粛いたしました。小さな方の食堂にはバスのビールもあったりして(温泉前に飲むのは自粛いたしましたが)、こりゃいいところかなと。

帰りは、小田原から新幹線にしましたが、メトロはこねの登場で、本当に箱根がより近くなった気がいたします。お時間が合う方にはお勧めではないかと。こんどはこちらの日帰り入浴だけの為の、日帰り旅行でも敢行しようかな等と思ったり、思わなかったり、ラジバンダリ...(^^;

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »