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2008年4月

2008/04/21

信託で財産継承

前回取り上げたファミリーウェルス:三代でつぶさないファミリー経営学 改訂版―ファミリーの財産を守るために (g.n.n.叢書)ですが、「保有しないで管理する(そしてIRSも手出しできない)」箱として、信託が取り上げられています。日本においては、括弧がきの部分が平成19年度税制改正で完全無欠なまでに否定されていますので、成年後見の代替手段になりうるといったお考えをお持ちの方もいらっしゃいますが、資産税(相続税・贈与税のことです)の分野では余りご関心が高くないのかなぁと思っています。

で、つらつら考えたのですが、以下のような信託は税務上どうなるんだろうなぁと。こうなると、特定の方向けの質問になってしまいますが(^^;、まだ私の駄文に目を通して頂いているかなぁ(笑)。

なお、念の為ですが、本ブログ記載事項は、筆者の単なる思い付きであり、その正確性について一切保証するものではありませんし、法務・税務・財務上のアドバイスを意図したものではありません。筆者は読者の方に法務・税務・財務についてアドバイスを提供する立場にはありません。法務・税務・財務に係るアドバイスは、それぞれの分野における専門家にご自身の責任でご依頼下さい。

信託:甲の推定相続人は、配偶者乙と孫丙(4才)とします。甲が設定した信託は、現金5億円で設定された後に、一定の割合で各種の金融資産に投資されます。その収益から、乙の生存中は月100万円を、丙は満27才に達するまでの23年間月50万円を分配されます(乙の死亡により、丙への分配額は増加しないこととします)。丙の満23才もしくは、設定来35年のどちらか短い期限で信託は終了し、残余財産は国・地方公共団体もしくはそれと同等と認められる公益法人に寄付することとします。

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2008/04/17

読了『ファミリーウェルス:三代でつぶさないファミリー経営学 改訂版―ファミリーの財産を守るために』

ファミリーウェルス:三代でつぶさないファミリー経営学 改訂版―ファミリーの財産を守るために (g.n.n.叢書)を読了。アメリカで富裕層ファミリー向けコンサルティングをしている弁護士によるコンパクトかつ論点網羅的な本です。

当然のことながら、法体系も税制も歴史も異なる国のことですので、即効性のある話ではありませんが、富裕層やそれに関連する人間が考えるべきことが数多く含まれています。

特に、ファミリーの資産の中で、人的資産を最重要視するべきだということは、次世代を育てる責任を意味しますが、ビジネスの拡大に没頭している創業者がなかなか時間とコストをかけられないことではないでしょうか。その場合に、次世代にはメンターが必要なのですが、初期にその役目を期待できる叔父・叔母がいないことが増えつつある昨今の日本の家族の現状というのは、好ましくないことになるのかもしれません。確かに、親の事業に悪印象を持っている子供世代が増えている気がします。別にその事業に直接携わることが全てではない訳ですが、ファミリーの金融資産を生み出している事業について理解がない次世代の存在は、事業そのものにも悪い影響を与えかねません。

日本もファミリー経営の老舗企業が多くある訳ですが、それらを研究対象とした書籍や論文についても探していますが、不案内で上手く見つかりません。アマゾンで推薦される類書もジャーナリスティックな雰囲気か、実務的すぎるかに見えます。何か良いものがあれば、ご一報頂きたいです。

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2008/04/02

日光結構・・・

先週の週末に家族で日光へ行きました。申年の娘に三猿を見せるのもおつかな、という単純な発想であります(^^;

実は、世界遺産になってから日光に行くのは初めてであります。結婚当初は、当時の勤務先の健康保険組合が中禅寺湖の近くに保養施設を保有しており、日光湯元温泉から引いた白濁の湯を格安料金で楽しみに何度も足を運んだのですが、当然のように当該施設は売却されましたので、訪れるのは10年ぶり位です。

東照宮は一部改装工事も行われていましたが、観覧者の国籍が増えていたこと以外は、さほど変わらない印象でした。午後に行きましたので、神馬はいませんでしたが、三猿を含む猿の彫刻も眠り猫も、何事もなかったかのように「ちょこんと」そこにありました。鳴き竜はきちんと「鳴いて」いました。中禅寺湖畔の商店街も、多少の変化はありますが、美味しかったレストランや地酒を買った酒屋さんは健在で、安心を致しました(今回は寄らなかったので、中身はわからなかったりしますが)。

驚いたのは、いろは坂を登っていくとと明智平近くで、猿の群れを見たことでしょうか。数匹ではありませんで、20匹近くの群れです。行きかう車を無視して行動していましたので、明智平のレストハウスは、ロープウェイ工事中で余り人もいませんでしたが、仮に観光客でにぎわっていたとすると、結構猿につきまとわれた可能性はあると思いました。以前はこんな風景は見ませんでした。TV等で猿害の話は見ていましたが、人間が招いた結果とはいえ、かなり注意が必要のようです。

栃木県といえば、野村証券グループに売却されることになった、一時国有化されている足利銀行のお膝元です。鬼怒川等の温泉旅館が再生ファンドの対象になったと記憶しています。日光界隈はどうなのかなと思っていたのですが、決して「元気」とはいえないものの、激変もせずに生き抜いているという印象です。また、トップシーズンに行くことはしませんが、機会があればまた足を運んでみるのも良いなと思いました。

旅行中にもうひとつ驚いたのは、中禅寺湖付近にも雪が降ったことです。道路には、大した積雪にはなりませんでしたが、やはりここは「山沿い」なんだなと。予定外の雪見風呂を楽しむことになりました。一方で、宿の駐車場で、久しぶりに車に積もった雪をおろす作業をすることにもなりました。「この時期は1日で複数の季節に出会います」という宿の方のコメントに、相槌を打って、日光市内並に寒い東京へ帰ってきたのでした。なお、奥日光は火曜日も雪だったそうです。

タイトルですか?まぁ、私みたいなおっさんにはわかると言うことで。

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