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2008年2月

2008/02/29

銀行の論理

日経ベンチャーonline「ニッポンの社長へ: 自社のホントの「格付け」あなたは知ってますか?」から。

この著者の方はみずほ銀行の現役支店長さんです。私は一時期著者の方とは違う銀行の職員(残念ながら融資業務の経験はありません)でしたので、他行さんの現役支店長さんのお言葉は興味津々であります。

我々は、銀行間で過度の競争をあおるこうしたやり方を「ショッピング」と呼んでいます。企業と銀行がチームを組んで良い会社を作り上げ、「格付け」を上げるために知恵を絞るのが王道です。「ショッピング」の相手となるのは正直、勘弁していただきたい。

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2008/02/18

中小企業の事業承継、銀行がファンドで支援

nikkei.net「中小企業の事業承継、銀行がファンドで支援」から。

中小企業のオーナー経営者から後継者への事業承継を円滑に進めるため、銀行が相次いで専門の投資ファンドを設立し始めた。後継者に十分な資金がなくてオーナーから株式を買い取れなかったり、オーナーが引退を希望しても後継者が見つからなかったりする場合に、ファンドが一時的に株式を買い取る。後継者問題を解決することで中小企業の育成を後押しし、将来の取引拡大につなげる。

ファンドを使うとなると思いつくポイントは2つでしょうか。

第1に、ファンドを利用した後継者達は、ファンドの出口戦略という問題に直面することになります。投資ファンドの保有期間って、どんなに長くても10年位が限度ではないかな、というのが個人的な印象なのですが、これらのファンドはどうなのでしょうか。資金力がない後継者は、10年経過しても資金力はそれほどないでしょうし、ましてや10年間で企業価値が増大してれば承継時よりも総要資はかなり増えているでしょう。金庫株で少しずつという方法もありますが、会社とその他株主がキャッシュアウトに耐えられるのか、という問題は残ります。

ファンドは、同業者を買いまくって、規模の拡大を図り、上場or売却するという出口戦略を常に留保している訳なので、(資金の出してが邦銀の場合無茶はしないとは思いますが)後継者側にはプレッシャーをかけてくる可能性は残るのだと思います。それが常に悪ではない訳ですが、きちんと説明しないといけないのではないかなと思います。

第2に、ファンド側に経営者を連れてくることができるのか、ということです。会社の事情で新しい経営者が必要になった場合、巨大企業である邦銀の支店長・部長OBがその受け皿になることは、個人的にはあり得ないと思っています。それがうまくいかないと、邦銀のファンドが入ったが為に、企業を殺してしまう事態だってあり得るのではないかと。

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2008/02/15

どうしてどうして

nikkei.net 税改正、遡及適用は合憲・東京地裁、売却損控除認めずから。

2004年4月施行の改正租税法を1月にさかのぼって適用し、改正前に認めていた土地売却損の所得控除を認めないのは違憲だとして、東京都などに住む4人が国税当局に1600万―4900万円の所得税還付を求めた訴訟で、東京地裁(大門匡裁判長)は14日、「納税者に一定の不利益はあるが、遡及(そきゅう)適用に合理的な必要性がある」として原告の請求を棄却した。

これだけを読むと、裁判所が租税法定主義を否定しているようにしか思えません。所得税が期間税であるとしていますが、株式交換税制は期間中に適用開始されましたし、今回予定されている事業承継税制も期間中です。従って、期間税であることが、納税者不利益な訴求適用をしない合理的な理由にはならない筈です。

同記事によると福岡地裁は違憲判決を出しているよう(こちらの方がよほど合理的な判断に見えます)ですから、(控訴した場合ですが)福岡と東京の高裁がどのような判断を示してくれるのでしょうか。

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2008/02/04

雪やこんこ

2年ほど雪深い地域におりましたので、雪を見ると当時のことを思い出します。吟醸酒が旨いものであると知ったのもこの時期ですし、私の永遠のアイドルである沢田聖子さんのラジオ番組を久しぶりに聞いて歓喜したのもこの頃であります。
雪国では雪が降ることを前提に準備しますが、東京はそうはいっていられません。いろいろな影響が出ましたね。私も、今は靴が雪対応でないので、家にこもっていました。しかし、近所の神社では節分の豆まきを決行していました。善男善女がお菓子を投げ、袋持参の近所の人々が取り合うのですが、雪で足下がわるいにもかかわらず、近所の子どもも含めて参戦しているようでした。
それから、カミさんが「こんなにたくさんふっても、雪はこんこんと降るでいいのかな?」という質問を貰いました。答えがないのですが、何か良い言葉が欲しい気もします。

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