Ten Signs of Incompetent Managers
Margaret Heffernan さんという方がFast Companiesに投稿したコラム Ten Signs of Incompetent Managersから。
"But I knew they were incompetent because I’ve hired and fired so many incompetent people myself. Every experienced manager has; you probably remember yours. So what hallmarks of incompetence have I learned to identify?"
この場合のmanagerは、経営者なのか管理職なのかはさておいて、10個を並べてみましょう。
Bias against action(行動に対するバイアス):私が昔所属した組織では「走りながら考える」が美徳かそうではないかについて、営業現場サイドと内部監査サイドが対立していましたけど、ベンチャー企業の場合は美徳にしないといけないんでしょうね。
Secrecy(秘密主義): 機密を振り回す人は、機密とそうでないことの区別が付かない人だと。
Over-sensitivity(過度な気配り): direct and honestというのは、日本企業においてはつい最近までは余りプラスにはなりませんでした。
Love of procedure(過程重視): 社内ルール等はビジネスをする為のもので、ルールを守ることが目的ではない、というのはその通りです。
Preference for weak candidates(適切では人間を雇用する): 自分より優秀な人間が雇えれば一人前の経営者なんでしょうね。
Focus on small tasks(小さなことにこだわる): 本来の職務を全うせよということでしょうが、出来ることばかりやっていると人間成長しないですし、ベンチャー企業で従業員が少ないと一人が何役もこなさないと回らないから、そこらへんのバランス感覚も雇う側には求められるでしょうね。.
Allergy to deadlines(期限設定が嫌い): 人間怠けるのが本性でしょうから、それを律して仕事が出来るのが有能な管理職なんですね。
Inability to hire former employees(前の部下を雇えない): 耳が痛いです。
Addiction to consultants(コンサルタント大好き): 費用対効果は低いですからね。
Long hours(長時間働いている): 耳が痛いです。でも、従業員数の少ないベンチャー企業ってそうなりがちなんではないんですかね。
一応、メモっていうことで。
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