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2005/09/01

派遣社員が9億円以上着服・東京三菱銀

8月26日付日経新聞派遣社員が9億円以上着服・東京三菱銀に業務改善命令から。

金融庁は26日午後、三菱東京フィナンシャル・グループ傘下の東京三菱銀行に対し、業務改善命令を出したと発表した。同行子会社の人材派遣会社から受け入れた派遣社員による顧客預金の着服が発覚したため。不祥事再発防止策の策定などを求めている。 東京三菱銀による行内調査によると、当該派遣社員の着服は10年以上の長期間にわたり、着服した総額は9億円以上に達し

東京三菱銀行およびその子会社である派遣会社はどういう内部監査をしていたのでしょうかというのが正当な疑問ですが、もう1つの疑問として「10年も気づかない顧客って無防備すぎないか」です。

過去、銀行はごく一部を除く顧客に対してほぼ均質のサービスを提供する体制でした。その結果、小口の事務も大口の事務をするのと同じ工員が同じように処理をすることを当たり前と思って来たのではないでしょうか。それが今のメガバンクでは、顧客の中身によって担当者も提供するサービスも変える戦略をとっています。特に、マスリテール部門における決済サービスは余り収益性が高くないだけに、コスト削減の対象となり易いものと想像します。私のようにネットバンキングとatmで用が足りてしまう人間には、銀行員と面と向かって話をする機会はほとんどありません。高額の送金をした時と子供の口座を開設した時に、久しぶりに窓口に行きましたが、今後の心構えとして自分の目の前にいる銀行員らしき人は本当は銀行員ではないかもしれないと思っておかないといけない時代が来たといえるのでしょう。あるいは、バックオフィスは派遣社員ばかりだとも思わなければならないのでしょう。

結果、事務処理に以前のような丁寧さが欠ける事態は避けられないものという前提で銀行に接しないといけないのかなと思ったりしています。

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