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2005/02/21

相続財産の確定

19日付日経新聞「堤康弘氏、改めてコクド株相続権主張」から。

「西武鉄道グループの中核会社コクド前会長の堤義明氏の実弟で、遊園地運営会社インターベストトレーディング(3月に豊島園に社名変更)の堤康弘社長と顧問の前田茂弁護士が18日都内で記者会見し、西武グループ経営改革委員会の諸井虔委員長(太平洋セメント相談役)の辞任と同委員会の解散を求めた。」

株式を相続したのは誰か、と問われれば、堤義明氏だったのでしょう。ただし、分割協議書に入っていない財産ですから、もし仮に名義株になっていたコクドや西武鉄道の株式が堤康次郎氏の財産であったとなれば、義明氏以外の相続人にも権利はあるといえます。これらの株式はコクドで管理していたようですから、堤家のものであると確定できるかどうかは判らない気がします。

相続発生は40年以上前ですが、もし仮にこの段階で相続未了の財産があって、今になって遺産分割が確定したら、相続税の修正申告書を提出する必要はあるのでしょうか。それとも時効なのでしょうか。特に、今回のケースは、相続税負担を軽減させる目的で(いわば「悪意」をもって)「名義株」とした訳ですが、それでも時効なのでしょうか。40年も経過したのなら、時効なんでしょう、きっと。それを見越して、「自分のものだ」と主張する方々には、「記者会見開くのもいいけど、裁判をがんばってね」としか申し上げるのみです。

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税金を払わないのが儲けの近道か?なんか自営業のおっさんが売り上げごまかしている域から出ていない。なんか時代錯誤じゃないの? 西武鉄道グループの堤義明氏(コクド前... [続きを読む]

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