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2005/02/03

新規事業の一般公募

2日付日経新聞「ワークスAP「新規事業」を一般公募」から。

業務用ソフトのワークスアプリケーションズは4月末まで新規事業を一般公募する。リスク分散のため、ベンチャーキャピタル(VC)と共同で、アイデアを審査し最大1億円程度の投資を実行する。発案者による事業化が順調に進めば3年後をメドに買い取りを検討する。新しい事業に集中して取り組む若手の経営者を養成する狙いもある。

ワークスアプリケーションズはERPパッケージソフトの会社ですから、競争上取り扱い商品を増やさないといけないので、なんとしても事業拡大をしたい、ということなのでしょう。当然、投資銀行等からM&A案件も持ち込まれていますが、それが思うようにディール・ダンできないことがきっかけという報道もありますね。今回のスキームではVCを使うことで投資資金を抑えることもできて、なかなか会社側としては良いアイデアに思えます。

応募する側も自己資金は最低限で事業を立ち上げられるというメリットはありますが、その分アップサイドは限定されます。新会社のストックオプションを付与するようですが、結局はワークスアプリケーションが子会社化しますので、ワークスアプリケーションの株もしくは現金が、会社全体のバリューのごく一部貰えるということです。アップサイドリターンを求めるのなら自らリスクをとって起業して、VC等の外部株主の持ち株比率をコントロールすれば良いのでしょう。

事業アイデアがある人に選択肢を与えたという意味では評価できるかなと思います。どれだけの応募があるか楽しみですね。

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