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2004/12/28

個人投資を集めたVB基金

28日付日経新聞「ジャフコ、個人投資集めVB基金」から。

ベンチャーキャピタル最大手、ジャフコは個人投資家から集めた資金でベンチャーに投資するファンド(基金)を設立した。これまでのベンチャーファンドは法人の資金が中心だが、ジャフコは新ファンドをきっかけに個人の資金を若い企業の育成に生かす考えだ。基金名はジャフコ・グレートエンジェルファンド1号投資事業有限責任組合。ファンド総額22億円(うちジャフコが1億円)で出資者はジャフコ以外に17人。

記事の趣旨としては、こういうのは日本では珍しいということのようです。自分もしくは自社で投資事業組合を立ち上げて、そこにキャッシュを突っ込んでいる方はいらっしゃるのかもしれませんが、他人が立ち上げたファンドに投資するケースは少なかったのかもしれません。

投資額は法人向けファンドと同様に1人1億円以上で、資産家の経営者や元経営者などが出資した。ベンチャー育成という社会貢献と、運用益の両方を狙っているようだ。投資家はベンチャー投資を支援するための税制優遇措置を受けられる。

新聞の記事には野村證券が投資家を紹介したことが書かれています。ヘッジファンドと同じ感覚で投資する資産家もいらっしゃったのかなと思いましたが、エンジェル税制を狙うとなると、今年ある程度株式譲渡益を計上した上場企業の経営者の方が投資されたのかもしれませんね。

現役もしくは元経営者である出資者の方々が、ファンドの利回りを上げる為にと称して、ファンドが投資した企業の経営に介入したくなったらどうなるのでしょうか。普通に考えればそんなことはない訳ですが、ありえる話だと思うのですが...。

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