安田社長の責任のとり方
nikkei.netドン・キホーテ社長、辞任を表明から。
出店政策にしても、品揃えにしても、店舗レイアウトにしても、既存のルールに挑戦して、それに打ち勝つことを成長の源泉にしてきた会社がドン・キホーテだったと思います。
その勢いの前に、店舗の安全対策等がおろそかになった可能性はあろうかと思います。今回の火災をきっかけに、ドン・キホーテにどの程度のロスが生じるのかはわかりませんが、経営トップとして、結果として死者を出すような店舗構成および運営になっていたことの責任をとるというのは、自然な発想かと思います。自分が経営トップにいる限り、これまでのやり方を変えられないのであれば、辞任も選択肢であります。
通常は、会社を自分の分身(もしくは財布代わり)としてそこから身を引くことは考えない創業のオーナー経営者に、そこまでの発言をさせるだけの事態ではあったわけです。
| 固定リンク
「Management」カテゴリの記事
- 頭が痛くなりました(2011.07.20)
- 事業承継学会研究会に出席しました(2011.06.24)
- ブックレビュー『同族経営はなぜ3代でつぶれるのか』(2010.11.12)
- 非上場親会社等が絡んだ再編事例(2010.08.12)
- 有価証券報告書虚偽記載に係るオーナー経営者の責任(2010.07.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント