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2004/12/22

オンラインのM&A/ベンチャー投資仲介サービス

nikkeibp「ライブドア、オンラインのM&A/ベンチャー投資仲介サービス開始」から。

ライブドアファイナンスは、オンラインM&A仲介サービス「livedoor ファイナンス ビジネスアミーゴ」と、オンラインベンチャー企業投資仲介サービス「livedoor 出資com」の提供を開始した。同社とライブドア、ライブドア証券の3社が12月20日に明らかにしたもの。

すでにサイト(ここここ)は数日前から閲覧できるようです。

livedoor ファイナンス ビジネスアミーゴは、サイト上で企業買収ニーズと企業売却ニーズを募り、両者をマッチングさせるサービス。買収/売却希望者がそれぞれの希望情報や自社情報を登録すると、匿名で登録情報が公開される。「公開情報を参照しながら適した案件を検索できるので、幅広い相手に対する買収/売却提案が可能となる」(3社)

こういうサイトは既にいくつか(こことかこことか)あります。しかし、上手くいっているとは聞きません。上手くいっていても、そうはいわない風習があるのかもしれませんが、普通は上手くいかないだろうなと思います。

M&A案件は相対で守秘義務契約書ベースで進められるのが普通である、という意識が関連当事者にあることが上手くいかない理由だと思います。中小のM&A仲介業者が会員組織を作ってディール情報を会員業者に流しているケースは昔もあって、よく持ってくる業者がいました。彼らはファインダーズフィー狙いです。しかし、その手のある意味でオープンになっているディールを真剣に検討する会社は、私の経験では皆無でした。

もちろん、仲介業者が自らの価値を演出する為に、「ここだけの話ですが」というやり方に固執しているという指摘も否定できませんので、ライブドアがその概念を変えるべく挑戦していることを無意味だとは思いません。ま、Good Luck! です。

livedoor 出資comは、出資を受けたい起業家/ベンチャー企業と投資家のニーズをマッチングさせるサービス。ベンチャー企業や投資家が登録した情報は、匿名で公開される。「広く投資先や投資家を検索でき、限られた情報だけに頼ることなく、幅広いニーズのマッチングが行える」(3社)
起業家/ベンチャー企業がマッチングにより出資を受けた場合、ライブドアファイナンスに仲介料を支払う。金額は、最初の出資から1年間に実施された合計出資額の3%とする。

こちらについても、エイパックス・グロービス・パートナーズの小林雅さんが「弊社のようなベンチャーキャピタルファンドはまず使わない。」と断言しておられます。

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